ハンブルクに観戦に行くほどフラム(Fulham)に大恋愛中の僕ですが、約1ヶ月前の3月14日にはマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との一戦を観戦するために、マンチェスター(Manchester)まで赴きました。ロンドンから北に約300km、鉄道で片道約2時間30分です。
ビッグクラブの名を欲しいままにするマンU同様、そのそのホームスタジアムOld Trafford(オールド・トラッフォード)はサッカーファンであれば誰もが憧れる場所です。とても美しいスタジアムとピッチでした。人口45万人のマンチェスターに対して、ここが76,000人収容のサッカー専用スタジアムというが凄まじい。
さて、もちろん観戦はフラム側で行ったのですが、驚くほど観客全体に占めるフラムサポーターの割合が小さかったです。多分1%程度。フラム側の客席に上がるゲート前はこのように何人ものガードマンに取り囲まれていました。サポーター同士の諍いに予防線を張っています。
12月にフラムのホームで行われた同カードでは、フラムが3-0で歴史的勝利を収めましたが、今回は残念ながら完膚なきまでに叩きのめされてしまいました。マンUが完全にゲームを支配。前半は何とか耐え忍ぶも、後半になってゴールラッシュ。結局スコアは3-0で終わりましたが、6-0となってもおかしくない一方的展開でした。それにしてもルーニーはうまい、強い。キャリアの円熟期を迎えています。目を見張るようなプレーはなかったですが、怪我から復帰したファーディナントが見られたのも嬉しかったです。
ところで、この観戦の旅で日本人の若者たちと知り合いになりました。卒業旅行で来ていた神戸大学サッカーサークルの8人組。マンチェスター駅からスタジアムまでのトラムの中で声を掛けました。どうしてそうなったのか細かい経緯は忘れてしまいましたが、チケットを持ち合わせていなかった彼らのためダフ屋から8人分のチケットを確保、値下げ交渉(100£→75£)を成功させ、その後サッカー話に花が咲いて、結局夕食まで一緒にいることに。「最近の若者は・・・」という周囲が少なくないですが、非常に好感の持てる若者たちでした。社会人の仲間入りを1ヵ月後に控えた彼らの期待半分、不安半分の心持ちが懐かしく、元気を分けてもらったような気がします。律儀にメールをくれた子も何人かいるので、今後も連絡を取り合えればと。一期一会!
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